こんにちは!ブログ運営人のこごみです!
今回は前回の記事の続きになります!前回の記事はこちら!
いざ、お伊勢参り
今回のお伊勢参りで使用した交通機関
外宮、月夜見宮を参拝した後、いよいよ天照大御神の祀られた内宮へ移動です!
外宮から内宮までの距離は約およそ5キロ。徒歩では50分前後かかる距離になります。今回は身一つで伊勢市まで来たため、三重交通さんのバスをメイン移動手段として活用させてもらいました!
さらに三重交通さんより、1日1200円で伊勢・鳥羽方面のバス全線が乗り放題の「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」を利用することで、通常の運賃よりお得に乗車をさせていただきました!伊勢神宮周辺の博物館や美術館の割引特典もついておりますので、伊勢観光の際にはぜひ活用してみてください!
紙の乗車券は宇治山田駅前、伊勢市駅前、内宮前、鳥羽バスセンターのみの販売です。またスマートフォンアプリ「バスもり!」から画面を見せるタイプのきっぷも購入可能です!
筆者はアプリをインストールして購入しましたが、クレジットカード決済の場合、必要事項の記入から購入、切符画面が表示されるまで10分ほどの手続きで提示可能な状態になりました!スマートフォン画面提示タイプの切符なら、紛失の心配もないためおすすめです!
「伊勢鳥羽みちくさきっぷ」の詳細情報は下記の三重交通さんの公式サイトからご確認ください!
内宮(皇大神宮)
バスで伊勢市駅前から移動すること約10分。お待ちかねの、天照大御神が祀られている内宮(ないぐう)へ到着です!
内宮への入り口には二つの鳥居と、宇治橋がお出迎えをしてくれます。この2つある鳥居ですが、入り口の外側のものは外宮の旧正殿で使われた棟持柱(むなもちばしら)、内側は内宮旧正殿で使われた棟持柱をそれぞれ使用しているとのことです。(棟持柱とは、神明造りの建造物で両妻の側柱外にあり、棟を支える柱のこと)
橋を渡り終え、内宮参道と呼ばれる道をしばらく歩くと、五十鈴川のほとりがあります。こちらは別名「御裳濯川(みもすそがわ)」とも呼ばれており、倭姫命(やまのひめのみこと)がこの川で、「裳(”も” 宮殿に仕える者のこと)」が身につけられていた衣装の裾を洗ったという言い伝えが残されています。 画像の通り、石畳の御手洗場が設けられているため、参拝前にはこちらで禊払い(みそぎはらい)をしていくことのがおすすめです!
五十鈴川でお清めが終わったらいよいよ内宮本殿参拝です。こちらも外宮同様、内部の撮影は禁止となっています。
撮影することはできませんが、内部は厳格な雰囲気漂う、神聖さのある空間です。鳥居の先は参拝客であふれかえるものの、筆者はその空気を感じ、参拝後すぐに鳥居の外へ出てしまいました。
こちらには天照大御神が宿るご神体として三種の神器とも呼ばれる「八咫鏡(やたのかがみ)」が祀られています。八咫鏡は、岩戸の伝説の際に、天岩戸に引きこもってしまった天照大御神を洞窟の外に誘い出すために使われた鏡ですね!因みにこの鏡、天皇ですら本物を見ることはできないそうです…!
内宮は分かれ道も多く、所々にある案内図を見ないと迷いかねないくらいの広さでした。
内宮参拝の後は、同じ境内にある「荒祭宮(あらまつりのみや)」と「風日祈宮(かざひのみや)」にも参拝しました。
荒祭宮には天照大御神の荒御魂(あらみたま)が、風日祈宮には外宮の風宮と同様、元寇の際に神風を吹かせたという級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)がそれぞれ祀られていました。
その他にも境内には小さな神社や神様へのお供え物を入れる倉、儀式を行う際に使われる建物などが点々と設置されていました!また様々な行事なども行われる無料休憩所などもあるため、ゆっくり参拝することができました。
ついつい色々な施設を見ていたため、こちらには2時間ほど気づけば滞在していました!
月読宮、倭姫宮への参拝前に…おかげ横丁で小休止
さあどんどん次の参拝へ…と言いたいところでしたが、内宮を参拝し終えるころにはすでに昼過ぎ。空腹も気になる時間でしたので、内宮前のおかげ横丁へ寄り道させてもらいました。
お伊勢参りが流行した江戸時代~明治時代を再現したという街並み。お土産屋や飲食店が数十件入っているため、お土産を買ったり、ランチ、食べ歩きにも最適な場所です!
今回の昼食は、手軽に郷土料理定食が味わえる「手こね茶屋」さんへ。
手こね寿司と伊勢うどんのセットを注文。手こね寿司、伊勢うどん共に食べるのは初めてでしたが、甘めのタレと出汁の味わいがとっても美味でした!お値段も様々な小鉢などもついてリーズナブルなのもありがたかったです。
昼食後、次の目的地を目指しつつおかげ横丁を歩きますが…
ついつい食べ歩きしてしまいました(笑)それほど魅力的なお店がたくさんのおかげ横丁、皆さんもぜひ立ち寄ってみてください!
月読宮(つくよみのみや)
お腹を満たしたところで、お次は月読宮です。私は三重交通内宮前バス停から2番のりばから乗車。
内宮から月読宮までおよそ2.7km。徒歩だと30分以上の距離ですので、こちらもバス等での移動がおすすめです。
バスで移動すること約5分。月読宮前まで到着です!
夜の世界を司るという月読尊が祀られている場所だけあり、青空が広がる日中でも鳥居の先は暗いです。
月読宮は内宮の別宮となります。こちらには主4つの殿舎があり、天照大御神の弟神である月読尊(つくよみのみこと)の荒御魂、和御魂(にぎみたま)と、国生みの神話に登場する日本列島を生み出したといわれる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦も祀られています。
また天照大御神と月読尊は、伊弉諾尊の禊(みそぎ)の際に生まれた神様だったりします。
上記の画像のように、①月読宮②月読荒御魂宮③伊弉諾宮④伊弉冉宮の順に参拝するのが一般的のようです。
順番に参拝を行っていきます。月夜見宮でも感じたことですが、月読尊が祀られる別宮たちは不思議と外宮・内宮の別宮と比較してどこか静かな空間の印象を受けます。境内の外はやや大きめの道路なんですけどね。
月読宮をグーグル検索すると”怖い”というサジェストが表示されるのは、この吸い込まれそうなほど静かな空間のせいかもしれません。
陰陽でいうと”陰”の空気が流れるような場所。私個人としてはとても居心地の良い空間でした。
こちらでの参拝、御朱印を受け取ったらいよいよ伊勢参りも大詰め。次の目的地へ向かいます。
倭姫宮(やまとひめのみや)
月読宮からは約1.7km先、徒歩で約20分の距離をバスで約4分移動します。
バス停から少し歩くと、倭姫宮の入り口の鳥居へ。整備された林の中を歩きます。
殿舎はやや林の奥。途中階段もありました。
階段を上り終えた先にはお待ちかね倭姫宮の殿舎です。こちらも内宮の別宮の1つにあたります。
こちらには内宮でも紹介した倭姫命(やまとひめのみこと)が祀られております。倭姫命は皇族の1人で、天照大御神の祀られる皇大神宮(内宮)を創建した方になります。その功績から大正時代に創建された、別宮の中でも特に新しい神社なんです。
こちらは柔らかな日差しが差す、ゆったりとした時間が流れる空間でした。
また倭姫宮の周囲には、様々な博物館や美術館が集まっています。
その中でも今回は、神宮徴古館(じんぐうちょうこかん)を訪問させていただきました。
神宮徴古館は明治42年に開館し、伊勢神宮の歴史を今に伝えています。重要文化財をはじめ、貴重な資料を眺めながら、伊勢神宮の歴史と儀式に使用されるお供え物や衣装なども展示されています。展示物は撮影禁止のため、展示物はぜひご自身の目で確かめてみてください!
まとめ
神宮徴古館を一通り回った後、その後にも予定を控えていたため、バスに乗り再び伊勢市駅へ。5つの御朱印をもらい、途中散策をしながら巡ること約8時間の滞在でした!
御朱印を5つもらいながら周辺散策するなら8時間ほどで行えましたが、伊勢にはまだまだ魅力的な観光スポットや、今回紹介した神社以外にも神話や伝承の残る神社がまだまだあるため、伊勢を回りつくすなら1泊2日以上必要だと思いました!次回のお伊勢参りでは今回いけなかったスポットもぜひまわたいものです!
いかがでしたか?
今回紹介したスポット以外にも紹介しきれないほど伊勢には魅力が詰まっており、観光地としてもとても魅力的なスポットです!それらの魅力をぜひ皆さんも体験できればと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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